子どもの鼻づまりについて
こんにちは(*^^)v
新小岩駅徒歩1分にあります新小岩すばるクリニック耳鼻咽喉科です。
今日はお子さんの鼻のトラブルとして多い、
鼻づまりについてお話したいと思います。
鼻づまりは、鼻の入り口から鼻腔、のどまでの間に支障があると生じます。
子どもは鼻づまりを訴えられないので、
口を開けて息をしている(口呼吸)、鼻息が荒い、夜間のいびき、
睡眠時無呼吸、哺乳不良などの様子から気づく事が必要です。
鼻づまりが慢性的に続いて、口呼吸が習慣的になってしまうと、
成長において様々な問題が生じてしまいます。
鼻づまりの原因として、以下の疾患が考えられます。
① 急性鼻炎、鼻副鼻腔炎
⇒ 最も頻度が多く、感冒によることが多いです。
② 鼻アレルギー
⇒ 小児のアレルギー性鼻炎は有病率の増加と低年齢化が指摘されています。
③ 鼻中隔弯曲症
⇒ 鼻中隔のわん曲が乳児で15%、15歳で70%にみられると報告されています。
④ アデノイド、口蓋扁桃肥大
⇒ アデノイド肥大は3-5歳児に、口蓋扁桃肥大は5-7歳児に多くみられます。
⑤ 鼻腔異物
⇒ 異臭がする鼻汁を伴う一側性の鼻づまりが特徴です。
⑥ 先天性後鼻孔閉鎖症
⇒ 内視鏡等で閉塞部位の確認が必要です。
お子さんに鼻づまりの症状が見られるようでしたら、
耳鼻科の受診をお勧めします。