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咽頭結膜熱(プール熱)について

[2017.07.28]

こんにちは(*^^)v

新小岩駅徒歩1分にあります新小岩すばるクリニック耳鼻咽喉科です。

 

今回は小児の三大夏風邪の残りの一つ、咽頭結膜熱(プール熱)についてお話したいと思います。

 

咽頭結膜熱は、発熱、結膜炎、咽頭炎を主症状とする疾患です。プールを介して流行することが多いのでプール熱とも言われますが、プールのみで感染するものではなく、飛沫・接触感染します。

夏期に多く、幼児から学童に好発し、病原体はアデノウイルスです。

 

症状は、高熱(39-40℃)、咽頭痛、頭痛、食欲不振を訴え、これらの症状が3-7日間続きます。眼の症状としては、結膜充血、流涙、まぶしがる、眼脂、耳前リンパ節腫脹などがあります。

 

通常は、臨床所見より診断しますが、アデノウイルス抗原の迅速診断キットを使用することもあります。(当院は臨床所見のみの診断となります)

治療は、有効な治療薬はなく、対症療法が行われます。

予防法は、手洗い、うがい、プール前後のシャワーの励行などの一般的な予防法が大切なのでしっかり行っていきましょう。

 

登校(園)は、発熱、咽頭炎、結膜炎などの主要症状が消退した後2日を経過するまで出席停止となりますので必ずクリニックを受診して治癒証明書を記入してから登校(園)をしましょう。

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