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ヘルパンギーナについて

[2017.07.03]

こんにちは(*^^)v

新小岩駅徒歩1分にあります新小岩すばるクリニック耳鼻咽喉科です。

今日は梅雨が明けたかのような暑さですね!そこで、夏かぜの代表的疾患であるヘルパンギーナについてお話したいと思います。

ヘルパンギーナは、のどや口の中の粘膜(主にのどちんこ周囲)に水疱、潰瘍ができるのが特徴の熱性疾患です。原因の病原ウイルスは、主としてエンテロウイルス属のコクサッキーA 群ウイルスですが、他にも複数あるため、再発することがあります。

春から夏にかけて多く発生し、流行のピークは7 月頃で、4 歳以下の乳幼児に多い傾向があります。 潜伏期間は3-6日で、ウイルス排出は呼吸器から1-2週間、便からは数週から数か月間に及びます。

感染経路は、飛沫感染、接触感染、経口( 糞口) 感染です。 症状は、突然の発熱(39℃以上)、咽頭痛で、のどに赤い発疹がみられ、次に水疱、間もなく潰瘍となります。

有効な治療薬はなく、対症療法(症状に合わせて治療を行うこと)が行われます。 熱が長期間にわたって下がらないケースでは、髄膜炎等の合併症を発症している可能性があるので注意が必要です。 登校(園)の目安は、全身状態が安定している場合は登校(園)可能ですが、長期間、便からウイルスが排出されるので、手洗い(特に排便後、排泄物の後始末後)の励行が重要です。

しかし、熱とのどの痛みを起こす病気は他にもいくらでもありますので、早めに耳鼻咽喉科で診察を受けることをお勧めします。

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